確実な見分け方としては、近所のコーチショップに『ホックがゆるいので修理の見積もりをお願いします』などと 商品を持ち込めば本物かどうか確認してくれます。(商品が手元になければ無理ですが…) コーチの場合は海外で購入したものや並行輸入で入って来たものでも本物であれば、 商品を問わずどこのショップでも修理を受付てくれます。 もし、『この商品は当店ではお預かり出来ません』などと言う返事であれば、 偽物(コピー品)です。
最近のコピー品は精度がよく、本物と偽物(コピー品)を素人が見分ける事はかなり困難ですが、下記に列記するような事を参考にして下さい。 怪しい商品には手を出さない方が賢明です。
現在、本物のコーチ製品の多くは中国の工場で生産されています。 その他、コスタリカ、プエルトリコ、ドミニカ共和国、韓国などで生産されたものもあります。 ですので「Made in China」や「Made in Korea」と書いてあっても一概に偽物と言う訳ではありません。 しかし、現在韓国の工場は撤退していますので最新モデルなど新しいモデルに「Made in Korea」のタグが ついているようなものは要注意です。 また、大量に出回っている偽物の中に「COACH-ITALY」と書かれた紙製のタグついているものもあるようです。
コーチには元々ギャランティーカードは付属していません。 直営店や一部のデパートでギャランティーカードらしきものを 発行してくれるお店もあるようですが、そのカード自体が本物を証明するような カードではありませんので、カードの有無だけでは判断出来ません。
コーチの偽物でもっとも多く出回っているのがシグネチャー柄です。 インターネットのショップなどでシグネチャーばかり売っている(又はシグネチャーしかない)ようなサイトは 要注意です。 シグネチャーのプリントは特別なデザインを除き縦横綺麗にに並んでいます。 プリントが曲がっていたり、上下、左右対象になっていないものは要注意です。 偽物のシグネチャー柄は基本的に造りが荒いようです。 デザインに違和感があるものは用心しましょう。
本物のコーチのジッパーには日本製のYKKのファスナーか アメリカ製の「IDEAL」というファスナーが使用されています。 ファスナーには「YKK」か「IDEAL」の刻印がされています。 刻印自体がないものもありますが「YKK」か「IDEAL」以外の ファスナーが使用されているようなものは要注意です。
本物のコーチ製品の縫い目は1インチ(約2.5cm)に12目という規定があるそうです。 本物でも12目になっていないものもあるようですが、それでも微妙な違いのようです。 ピッチが12目にかけ離れていたり、縫い目がきつかったりゆるかったり、 揃っていなかったりしたら要注意です。
レザープレートとは、コーチのバッグに付いている商品番号の書かれたレザーのプレートです。 正規店で買われたものかファクトリー・アウトレットで買われたものかが区別できるようになっています。 偽物の中には通常ついているはずのレザープレートが付いていないバッグがあります。 (本物のコーチでも小さなバッグや小物には付いていものもあります。)
バッグ、財布にあるマグネットボタンにはCOACH、ROMAG、COMAGという刻印があり、 閉じた時にカチッと閉まります。他の会社の刻印があった場合は要チェックです。